太陽光発電とは、文字通り太陽の光を使って電気をつくることです。太陽からのエネルギーである太陽光を太陽電池(ソーラーパネル)で電気に変えるシステムです。燃料を必要としないので、空気汚染がないことも特徴です。長期的に無補給で電源供給の必要がある宇宙空間や小型電子機器の電源として利用されてきましたが、近年は環境問題から一般家庭や一般企業での使用も増えています。
おうちで電気をつくって、家計にやさしい発電できない夜間や発電量が少ない雨・曇りの時は従来通り電力会社から電気を「買う」のですが、日中で発電量が多くあまった場合は、逆に電気を「売る」ということができます。太陽がサンサンと輝いている昼間は、ご家庭で使う電力(消費電力量)より、太陽光発電がつくりだす電力(発電量)が上回ります。その上回った余剰電力を、電力会社に「売る」ことができるのです。
クリーンなエネルギー
石油や石炭を燃焼して発電する火力発電は地球温暖化の原因の一つとされるCO2(二酸化炭素)を排出してしまいます。太陽光発電システムは、どれだけ発電してもCO2を排出することはありません。
また、料金が割安な夜間電力を有効に使うオール電化と組み合わせて使うと、さらにお得になるほか、つくった電気を振る活用し、CO2排出削減に大きく貢献できます。